買うまでは非公開だからこそワクワクが詰まっている「スタバの福袋」。
しかし、その気持ちを逆手に取った良からぬ話をご存知ですか?
そう、それは福袋を買い占めて値段を釣り上げ、売りさばく人達の存在。
今回はこちらの詳しい経緯を紹介しましょう。
Sponsored Link
不買運動に発展!スタバの福袋買い占め事件とは?
過去に、スタバの福袋を買い占めて転売すると言う出来事がありました。
販売時、男性5人グループが先頭に立って福袋を100個以上独占し、 ヤフーオークションで売り払ったことが問題となりました。
ただしこんな所業は長く続かず、すぐさま購入者の身元が割れることに…
その結果、ヤフオクユーザー達による購入不買運動が起こったのです。
さらに今回の出来事を受けて、騒動が起きたスタバ二子玉川店のスタッフが謝罪すると言う事態に発展しました。
スタバ福袋の買い占めが即バレた理由
この件が発覚したワケ…それは、スタバの福袋を買い占めたと思われる人物がインスタグラム上で自慢していたからです。
彼は「福袋を106個分購入した」と言うコメントと共に、レシートの写真を掲載。他にも「大量に買ったので配っていく」との内容も。
また買い占めグループらしき人物達の画像もアップされていますが、精神的に尋常ではない雰囲気が漂っていたそうです。
ちなみにインスタアカウントはすぐに削除されました。
何故、スタバ福袋を買い占めても捕まらないのか?
スタバの福袋を買い占めた人達は、その後どうなったかご存知ですか?
彼らは不起訴処分になっているようで、同じように他のものを買い占め及び転売している可能性が高いにも関わらず、決して捕まらないのです。
何やら大きな力に守られている予感がします…
スタバの「二子玉川店」にもバッシングが…
今回謝罪に至った理由は福袋の買い占め対策を二子玉川店が行っていなかった点にあるようで、対応のずさんさを指摘するユーザーの声も多数上がっています。
ですが、スタバ側が本当に悪かったのかというと…少し違うんじゃないか?とも思います。
Sponsored Link
確かにいろんな人がいるので各種対策を講じる必要性はあるでしょう。
とは言っても、スタバ福袋の買い占め事例はまさにキリがありません。
また、法律的にも対策を取る義務はないと弁護士も答えています。
つまり本来はモラルによって守られるべき常識と言うワケですね。
スタバ福袋の「転売」は違法?
「モラル云々」とは言ってもスタバ福袋のように買い集めて転売する行為は後を絶たないのが現状。
ところで、転売自体は問題ないのですが…その転売を繰り返し行う場合には古物商の「許可証」が必須となります。
これがないと違法扱いになりますし、また単発であっても、大量もしくは高額で転売する場合も違法になるケースがあります。
例えば人気アーティストのチケットを大量に購入したり転売する行為。
これらは高額になると古物商許可証に引っ掛かる可能性が高くなるので、くれぐれもご注意を。
スタバの福袋は新品ではなく、あくまで古物扱い
新品のものを大量に買い占めた時点ではセーフですが、古物指定されたものを何度も売ると違法とみなされるのです。
(転売して大儲けした、なんて方は要注意かもしれません)
新品状態でも「詰め合わせたもの」はスタバの福袋とは言え古物扱いとなるので、それを複数回に渡って転売した時点で違法になるわけです。
この福袋買い占め騒動から、スタバはこれからも買い占め対策を施していくと思いますし実際にそう言ったニュースを耳にします。
また、ヤフオクではチケット転売を禁止しているようですが、ゆくゆくは他の商品も禁止になる可能性が高いです。
「スタバ福袋」の不当な買い占め・売り飛ばしはNG!
以上、いかがだったでしょうか?
ちなみに福袋の販売ルールが変わって、現在は店頭販売からオンライン抽選に変わったことをご存知のファンも多いはず。
以下の記事で詳しく紹介したので、是非読んでみてください。
⇒買う前に必ずチェック!スタバ福袋の中身や値段がスゴかった…
世の中には、単純に儲けのことしか頭にない輩も多くいます。
一定のモラルがあれば良いのかもしれませんが…
今回のスタバ騒動を見ると、残念ながらそうでない方もいるようです。
こういった事例を受けてスタバ側も販売方式を抽選に変えたと言われています。
これで買い占めは防げるでしょうが、購入者からすれば抽選ありきの福袋。
ややハードルが上がったと言っても過言ではないでしょう。