経済発展を遂げ世界の経済をリードし始めた中国ですが、数年前から個人消費も格段にレベルが上がり、ケンタッキーなどのファーストフード店は確実に増えています。
今回はそんな大国のケンタッキー事情をご紹介します。
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世界三大料理の国、中国におけるケンタッキーとは
オリジナルチキンとかのスタンダードメニューはどの店でも置いていますが、いくら経済発展したと言えども物価を考えると、現地の人が買う鶏肉商品としてはかなり割高な感じがするかもしれません。
そんな経済格差はありますがバリエーションの豊富さはさすがです。チキン以外にもたくさんのメニューがあります。
たとえば大皿にお子様ランチのように盛った白ご飯の周りにフライドチキンを置き、上から麻婆豆腐のようなあんかけとか、チンジャオロースたっぷりの鶏肉じゃないツイスターとか、日本ではお目にかかれないものがあります。
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メニューのアレンジが激しすぎる!本当にケンタッキー?
もちろん!どんなに変わろうとも中国四千年の歴史が上手くアレンジしています。牛肉のチンジャオロースがあるくらいですから牛丼だってありますし、ご飯で言うなら中国粥も置いています。
カツカレーは日本のコンビニ弁当よりも劣っていますが、マッシュルームソースがカレーのようにかけてあるカツ弁当のレベルは高いと思います。
ただし、これをテイクアウトしてKFCだと思える人はいないかもしれません。つまりKFCの看板を掛けている反面、オリジナル品も扱っているって感じが当地のKFCなのです。
ケンタッキーは誰のためにあるの?
しつこいようですが、味については四千年の歴史でまったく問題はありません。それどころかマンゴー入りのスイーツは行列店レベルですし、豆乳ベースのドリンクはスタバを彷彿とさせます。
どんなものでも同じように瞬時に作れるのもお国柄なのでしょう。
考えてみれば経済発展のお蔭で世界各国から人が集まるのですから、他所の国で作られているKFCのメニューを一品ずつ作ると、あのメニューが完成するのかもしれません。
ただ外国人ばかりが利用するわけでもなく、日本と同様でデリバリーも行っています。
店先には配達専用の自転車が10台以上並んでいるところをみると、住人も例のアレンジした料理を利用しているのかもしれません。
外国人にも自国人にも利用しやすいメニュー作りをすると、たぶんあんな多国籍な感じになるのかもしれませんね。