ケンタッキー・フライド・チキンは創業者のカーネル・サンダースの時代から社会貢献活動を積極的に行っていました。
日本KFCにおいてもさまざまな社会貢献を実施していますが、その一環として次代を担う子供たちの育成のために食育プログラムを行っています。
今回はそんな子供たちのために実施するKFCのキッズスクールについてご紹介します。
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KFC(ケンタッキー)キッズスクールとは
キッズスクールは子どもたちが夏休みなどの長期休暇の時に開催しています。数ある応募の中から宝くじ並みの強運の持ち主がその栄冠を受け取ることができる、かなりの狭き門です。
まずはアンバサダーに登録してケンタッキーファンとして認めてもらうことが第一歩となるでしょう。
キッズスクールはカリキュラム形式で食の安全や大切さを親子で勉強し、実際に調理をして手作りの美味しさを体験すると言うものです。
子供たちにとっては一生の思い出になるかもしれませんが、お母さんにとっては子供以上に感動することになると思います。
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KFCキッズスクールのメニュー
スクールは講師が与えられたテーマやメニューによってリードし、親子で学習していくカリキュラム方式です。
食の重要さや栄養素のような基礎学習、またケンタッキーが行うのですから当然チキンについて学習していきます。
そのあと実習に入り自分たちで調理し実食をします。親子で作るチキンやサンドはお店以上に美味しいかもしれません。
すべてのメニューが終了すると「卒業証書」を受けとりプログラムも終了します。
一番の思い出はスパイスをつけてチキンを揚げるところかもしれません。ただこのプログラムで最も重要な事は「食ではぐくむ」という生命の基本を親子で確認することです。
ケンタッキーが本当に伝えたい気持ちを深読みしてみる
日本では食事をする前に「いただきます」と唱和しますが、それは元々仏教の教えと言われています。
生あるものの命をいただくことに感謝する言葉として大事に受け継がれてきたもので、生きとし生けるもの一切のものが誰かのために命を落とし、その命をいただき繋いでいくことを確認する唱和なのです。
美味しいから食べるのではなく、食材に感謝して食事ができるようにするのがこのプログラムの最も大切なこと、つまり真理であると知ってもらいたいのではないでしょうか。
飽食の時代だからこそ、食に携わる企業が率先して感謝の気持ちを伝えていくことは素晴らしいことだと思います。