安くてうまい吉野家の牛丼。
お店に行ってすぐ食べられるという手軽さも牛丼の魅力のひとつではありますが、「お店まで行くのが面倒」「家でもっと安く作りたい」なんて理由から自宅で吉野家の味を再現できないか考えたことがある方も多いかと思います。
そこで今回は、どのようにすれば吉野家の牛丼レシピを再現できるのか、ということについて考えてゆきたいと思います。
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吉野家の牛丼に使われる肉は?
とは言ったものの、正直なところお店の牛丼の味を完璧に再現する牛丼レシピはかなり難しいと言わざるを得ません。その理由として、使用している肉が一般の肉と違うということが挙げられます。
吉野家の牛丼にはアメリカ産のショートプレートと呼ばれる牛肉が使われています。
ショートプレートとは牛のバラ肉の一種なのですが、通常のバラ肉よりも脂身が多く、本国アメリカではあまり食されない肉なので安価で手に入れることが出来る部位になっています。
牛丼の安さの秘訣はこんなところにもあったんですね。このショートプレート、外食チェーンを中心に卸されているために一般のスーパーなどではまず手に入りません。
ですので、スーパーでバラ肉だけ買って牛丼レシピに従って調理しても、お店の味とはだいぶ違ったものになってしまいます。
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牛丼レシピに欠かせない魔法の調味料!
完璧に再現するのはなかなか難しいのですが、日本テレビ系「ZIP!」で以前紹介されていた牛丼レシピはかなり吉野家に近いということなので、今回はこちらを紹介しようと思います。
用意する材料は牛肉とタマネギ、それに水と砂糖、醤油に昆布と、ここまでは普通の牛丼レシピと変わらないのですが、次に挙げる二つの調味料を加えるだけで、かなり店の味に近づけることが出来るのです。
まずは「牛ダシダ」と呼ばれる調味料。これは韓国の牛肉味ダシのことで、ネットで注文することが出来ます。
もう一つが「白ワイン」、これは安物でも構いません。この二つが牛丼の味の決め手になるのです。
家庭で吉野家風の牛丼を楽しむ!
作り方はそれほど難しいものではありません。まず牛肉を水に浸してくっつかないようにし、タマネギを切ってレンジで5分温めて柔らかくします。
次に白ワインを煮て、沸騰したところで水と昆布、砂糖、醤油、そして牛ダシダを投入。煮立ったら牛肉とタマネギを投入して、フタをせずに火が通るまで煮ます。
あとはこれをご飯に乗せれば、吉野家で食べたあの牛丼にほど近いものをご家庭で楽しむことが出来ます。
家で牛丼を作ってみたい方は、ぜひこの牛丼レシピで店の味を再現してみてはいかがでしょうか。