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最近の大手コンビニチェーンがもっとも力を入れている商品をご存知でしょうか。

それはお店のカウンターで淹れたてのコーヒーを飲むことができる、セルフ式ドリップコーヒーのサービスです。

ローソンは「まちカフェ(MACHI cafe)」という愛称でこのサービスを展開しています。

そこで今回はスターバックスやドトールなど大手チェーンにも負けないと言われるまちカフェの美味しさのヒミツに迫りたいと思います。

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ブラジル産・パルプドナチュラル

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美味しさの秘訣その一

まずローソンが味のために最もこだわっているのは「豆」と「焙煎」です。

ローソンのまちカフェはブラジルの「イパネマ農園」という栽培所の厳選された豆をオーダーメイドで使用しています(50%使用)。

イパネマ農園というのはブラジルでもコーヒーの栽培地として伝統がある「ミナスジェライス州」に存在する世界最大級の農園です。

世界中の名だたるコーヒー企業がバイヤーになっており、同時に環境保護や社会貢献でも評価の高い農園です。

そこで採れる豆の中でも特に貴重なものが「パルプドナチュラル」といいます。

これは芳醇で甘みのある味わいと、スッキリとした香りが定評の豆で、イパネマ農園で採れる豆のうち20%はこれを使っています。

「パルプドナチュラル豆」以外にも「ブラジル ナチュラル」、「コロンビア スプレモ」、「タンザニア・キリマンジャロ」いった有名なブランドを採用しています。

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アフターミックス製法

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美味しさの秘訣その二

2つ目の美味しさのヒミツが焙煎にあります。まちカフェは「アフターミックス製法」という焙煎方法を採用しており、これにより上述した豆の個性が引き出されます。

例えば「ブラジルナチュラル」と「パルプドナチュラル」は強すぎないきめ細かな火加減で煎ることで、ソフトな口当たりと豊かな甘味が引き出されます。

「コロンビア スプレモ」は2種類の焙煎方法で煎れることで、フルーティーな香りとフローラルな香り両方を引き出すことに成功しています。

また「タンザニア・キリマンジャロ」はやや深めに焙煎することで、ビターチョコのような味わいになっています。

豆の種類が多ければ多いほど焙煎の回数も増えるので手間になりますが、この一手間こそ、ローソンのコーヒーを美味しくする秘訣なのです。

そして、こうした商品は環境保全の取り組みをしっかりしており、労働者の権利が保証された農園のコーヒー豆を使うことで、安心なコーヒー豆を手に入れることができます。

このようなあまり表に出ない取り組みすべてが、ローソンのまちカフェの美味しさのひみつなのです。

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