近年コンビニ各社で競争が激化しているのがおでんです。それはローソンも例外ではなく、素材の品質・つゆへのこだわり、低価格での提供などさまざまな工夫を凝らしています。今回はその取り組みを紹介したいと思います。
こだわりの厳選素材
まず追求しているのが素材の品質。ローソンファームで栽培、加工を一元管理したダイコンやジャガイモ。
有機栽培のこんにゃく芋を使ったしらたき、特製のヨード卵「光」を使った玉子など、一つ一つの素材を厳選して利用者に届けています。
おでんのつゆ【秘密製法】
おでんの隠れ主役のつゆ
またつゆの美味しさも重要です。つゆのダシは静岡県焼津産の鰹荒本節(かつおあらほんぶし)から香りとうま味の両方を引き出すために、2種類の削り方をしています。
香りを引き出すのが「深燻し(ふかいぶし)製法」、うま味を引き出すのが「炙り製法」と言います。
Sponsored Link
「ローソンファームダイコン」
「ローソンファームジャガイモ」
「ヨード卵・光 玉子」
「有機こんにゃく粉のしらたき」
「炭火焼きつくね串」
「ハモ入りちくわ」
「さつま揚げ」
「とろとろ湯葉だんご」
「ふわふわ豆腐の鶏だんご」
リニューアルされた最新のローソンおでん
さて、それでは2014年の8月に新開発・リニューアルされた最新のおでんの品を見てみましょう。
新たに加えられたラインナップは9種類で、上で紹介した「ローソンファームダイコン」と「ローソンファームジャガイモ」、「ヨード卵・光 玉子」、「有機こんにゃく粉のしらたき」。
それに加えて「炭火焼きつくね串」、「ハモ入りちくわ」、「さつま揚げ」、「とろとろ湯葉だんご」、「ふわふわ豆腐の鶏だんご」となっています。
Sponsored Link
「炭火焼きつくね串」は鶏のもも肉とムネ肉、ニンニク、ショウガを混ぜ合わせたつくねを使っていますが、ローソンならではのひと手間を掛けることで、やわらかく食べやすい一品に仕上がっています。
「ハモ入りちくわ」は高級魚として定評のあるハモのすり身を使ったちくわで、豊かな風味と歯切れのいい食感になっています。
「さつま揚げ」はスケトウダラ、グチのすり身、アジの落とし身という贅沢な素材を使った注目の品です。
美味さの秘訣は「だしパック」!
お店の裏側にもリニューアルされたものが
そしてもう一つリニューアルしたのが「つゆ」です。
今まではカレーのルーのようにビニールのパックに直接おでんのつゆが入れられていましたが、今シーズンからはティーバッグのようなだしパックを使うことで、よりダシがしみるように工夫されています。
こうした素材や味付けだけでなく、材料の栽培方法からおでん・つゆの製法までこだわっていることが、ローソンおでんの美味さの秘訣といえます。