今や夏場の定番メニューになりつつある、吉野家のうなぎ丼。毎年6月頃から8月終わり頃にかけての限定販売メニューになっています。
期間限定ということもあり、気づいたら終わってしまっているこのメニューについて、今回はより掘り下げてみようと思います。
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吉野家、夏の定番メニュー。鰻(うな)丼が値上げ!
昨今の値上げラッシュに伴い、昨年度のうなぎ丼の価格は一昨年よりも50円値上がりして並盛で730円となっていました。
メニューは他にも二枚盛があり、こちらは昨年度1,080円で提供されていました。
高級食材とはいえファストフードで1,000円超えとは、何とも世知辛い世の中になったものですね。吉野家がうなぎ丼を販売し始めたのは2007年のこと。
当時は並盛で490円という衝撃的な価格設定がなされており、土用の丑の日には持ち帰りの弁当販売で店内がごった返していたようですね。
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メニューは値上げ、でも日本人のうなぎ好きは変わらず!
稚魚が不漁になったり消費税が増税されたり、様々な理由で価格は徐々に高騰してゆきますが、それでも市場価格よりはかなり安いこのメニューは、今も根強い人気を誇っていると言えます。
注文してから提供されるまでの時間も専門店に比べて格段に短く、昼休みを利用したいサラリーマンなどの層にウケているのでしょうね。
吉野家のうなぎって中国産だけど、大丈夫?
ところで、鰻丼の話題で必ずといっていいほど上がるのが産地の問題ですよね。中国産を使っているから危険なんじゃないか、という声は必ずといっていいほど挙がります。
昨今は食の安全を揺るがす事件が多発していますからその傾向はこれからさらに強まるでしょう。
しかし、吉野家に関しては、明確に「吉野家側で安全だと確認したものを使用しています」というアナウンスがなされています。
また、公式サイトにも「白子(シラス)のころから中国大陸の南部にある池で一貫して育てたものを使用しています」と明記されており、厳重な管理体制で飼育されて我々に提供されていることがうかがい知れます。
中国産、と聞くとその単語だけでゾッとしてしまう方もいらっしゃるとは思います。
ですが重要なのは、産地よりもどのような環境で育ち、施設ではどんな餌を食べて、どういった状態で消費者に提供されるのかという部分の方がはるかに重要な事項のように思います。