ところ変われば品かわる。
日本のケンタッキーが世界のスタンダードだと思っちゃいけないということで、そんなことを実感するために韓国のKFCをご紹介します。
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ケンタッキーといえばカーネル・サンダース。でも韓国は?
ケンタッキーに対するイメージとして、カーネルおじさんへの好感もそれなりに占めているのが日本です。
一方、韓国ではカーネルおじさんが苦労してアメリカンドリームをつかみ取った話には興味は無く、自分に恩恵もないのですから当然感動することもありません。
ですから、例の白タキシード姿で店舗前に立つカーネルおじさんはあまり見かけず、たまに立っていてもメガネをつけていません。
つまり、カーネルおじさんが広告塔にはならないということで、逆にプライスダウンやボリューム感が重要になってきます。
これが、日本とは少し違ったメニューになっている理由とも言えます。
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韓国のケンタッキー。実はファミレス風だった!
日本人が初めて韓国のケンタッキーに行くと100%驚くはずで、バーガーショップかファミリーレストランのような感じがすると思います。
良いのか悪いのかは別として、日本発のカレーライスまでメニューに並んでいるし、ピラフだってあるのだから鶏専門店の感じは受けないと思います。
「いいな!」って思えるのはバーガー関連商品がものすごく豊富で、ある意味世界のマックの品揃えを抜いているかもしれません。
バンズの具材には、普段KFCでは見慣れないけどバーガーショップでよく見る、あのオレンジ色の厚いチーズが挟まっています。
チキンは輸入品。でもツイスターメニューが豊富!
日本のケンタッキーは国産若鶏の柔らかい肉を使用していますが、韓国は輸入品の肉なので柔らかさは不明です。
味付けはKFCらしくないものもありますが、日本だって「和風」のメニューがあるのですから当然あってもおかしくはありません。
たぶん「ゆず…」とか「月見…」とかも外国人からすると、ナンジャコリャの世界なのでしょうから、ヤンニョムチキンがあっても不思議じゃありません。
日本でも焼肉屋さんで馴染みがあるので売れるかもしれません。
売れそうと言えばもうひとつ!ツイスターのメニューが豊富で、焼肉を巻く野菜のようにトルティーヤが使われ、日本よりも数段美味しそうに見えます。
お隣の国を見て日本もすこしバリエーションを増やしてくれるといいかもしれません。