デリバリーが主たる営業となっている宅配ピザの最大手ピザーラは「30分以内にお届けいたします」がキャッチフレーズです。利用者にとっては便利な宅配ピザですが、実際のお店はどうなっているのでしょう。
今回はピザーラの店舗について考えてみたいと思います。
直営店とFC店を展開している
ピザーラは自社直営ばかりではなく、オーナーが店舗を運営しているFC制をとっていて、全国では直営184店、FC352店の合計536店で展開しています。この数字でもわかるようにFC店が圧倒的に多いのは、地域に根差した土地勘や立地条件を知っているからです。
そして何よりも道路の混雑状況や交通規制なども常時把握することができるメリットがあるためです。そんな地域に根差した店舗展開ですが、全国展開のチェーン店であるため独自のメニュー展開などはできませんが、多少のサービスに違いはあります。
例えばクーポン配布や配達時間の遅れによるサービスなども基本ラインはありますが、それ以上のサービスをしているところも多いようです。
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FC店の独自サービスに期待する
またアルバイトの賃金なども店によって違いますし、営業時間やラストオーダーの時間にも違いがあります。ただし北海道で食べても沖縄で食べても全く同じ味を食べられるのがFCチェーンの良さで、地域が違っても同じ味を注文することができるのです。
「ピザーラ」の看板を見れば安心して注文ができると言うのが最大の特徴で、その信用度が利用者に支持された結果として、国内最大の店舗展開を可能としているのだと思います。
ただFC店のほうがオーナーの判断でサービスを拡大することができるわけですから、地域にFC店があれば、クーポンなどは要チェックした方が良いでしょう。
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1枚でも多くのピザを売る
ちなみにピザーラではFC店になるためのモデルケースがあります。FC加盟金200万円、保証金200万円、設備700万円、厨房機器500万円、バイク230万円、開店費用320万円で合計は2150万円だそうです。
もちろんこれ以外に店の家賃がかかりますので、店舗の初期費用を回収するためには1枚でも多くのピザを売ることしかないということになります。つまりFC店はより多くのピザを売るために、配達エリアを広げ営業時間を長くしていると思った方が良いのかもしれません。
結果として、利用者にとってFC店はありがたい店舗となるはずです。